【Queen+Paul Rodgers】横浜2日目 2005/10/30   

2005年 11月 18日
Set List
01.Reaching Out
02.Tie Your Mother Down
03.Fat Bottomed Girls
04.I Want To Break Free
05.Wishing Well
06.Crazy Little Thing Called Love
07.Say Its Not True
08.'39
09.Long Away
10.Love Of My Life
11.Teo Torriate
12.Hammer To Fall
13.Feel Like Making Love
14.Drum Solo
15.I'm In Love With My Car
16.Guitar Solo
17.Last Horizon
18.These Are The Days Of Our Lives
19.Radio Ga Ga
20.Can't Get Enough
21.A Kind Of Magic
22.I Want It All
23.Bohemian Rhapsody
-Encore-
24.I Was Born To Love You
25.The Show Must Go On
26.All Right Now
27.We Will Rock You
28.We Are The Champions
29.God Save The Queen

【座席:A席スタンド北5列113番】

いよいよ、これが私の最終日。
前日の教訓を活かし、この日は混雑を避けて開演の17時ギリギリに会場へと入った。
この日は21:00発の飛行機で帰らなければならない。アリーナ席から途中で帰るにはいたたまれないので、あえてスタンド席を取っておいた。

とまぁ、涼しい顔をしているように見せかけているけれど、この日はこの時点で、すでに一日のエネルギーの120%を使い果たしていた。
自慢じゃないけど普段の私は「咄嗟の判断能力」や「理路整然とした思考回路」といったものを一切、持ち合わせていない。そのせいでケアレスミスだらけの毎日だ。
この日も例に漏れず、というかいつも以上に朝っぱらからワヤだった。
(注:ワヤ=ヒドい、とか、むちゃくちゃ、とか、そんなニュアンスの方言)
詳細については長くなるのでここでは省略するけれど、ま、気が向いたらQ+P後記として書くかも…。「ブログネタのためにやってんの?」まで言われちゃったくらいだから…ネタにはなるかもしれない…( ̄ω ̄;)
ともかく、そんな状態だったので、この日は体力を消耗しすぎてスーパー・ハイテンションで横アリに乗り込むこととなったのだ( ̄^ ̄)(←アホすぎ。この時は自覚していなかったけど、後でその時の写真を見てみると…ぐっちゃぐちゃな髪や化粧のハゲ具合が…巧妙にその惨劇を物語っている。)


話は元に戻って、会場に入った後、場内のグッズ売り場の横を通りがかった。別ブースのパンフレット売り場には、誰も並んでいない。パンフレットねぇ…。内容のワリにはお高めなので躊躇していたが、「最後」というトラップにかかってしまい、ここでやっぱり買っておいた。
スタンド席への階段を登る。と、人の気配が、まったくない。通路に、誰もいない( ̄Д ̄;)。なんなんだ?この閑散具合は…。こ、これが、スタンド席なのか…。いや、とっくに開演時刻を過ぎているせいだろうか。
とりあえず…トイレへ向かった。やっぱり、ここにも誰もいない…。

場内へと続く扉を開け、足を踏み入れた。見晴らしがいい。この会場でいちばん高いところに立たされていた。しばし会場の光景を見下ろす。
やっぱり霞がかっている。なんだろう、この霞は。スモークでもたいているんだろうか。それとも、これだけの人が集まると、汗やら何やらで、室内でも雲ができるんだろうか。
もしかしたら、ライブを前にした興奮で、観客ひとりひとりから何やら「気」がモクモクと湧き上がってきて、それがひとつの塊となって、エナジーに満ちた雲をつくりだしているのかも…。ナゾだ…。

さてと、私の席は…。全く期待していない席だったのに、近い。前日よりも圧倒的に近い。2,000円安い席なのに、近いじゃん…。ラッキ~♪
26日のブライアンのサイズが50cm、27日のブラ・サイズが100cm、
29日のブラが4cm、としたらこの日は8cmくらいだろうか?超テキトーだけど。

「It's A Beautiful Day」がかかった。
会場が一気に沸きあがる。このワクワク感も、この日は格別だ。
照明が落ち、エミネムがかかる。
この曲「Lose Yourself」は映画『8マイル』のサントラに入っているらしい。これはエミネム自身の半自伝的映画だ。私はこの映画を観たことがあるくらいで、エミネムのことはよく知らない。というか、あまり知りたくない。深入りしてしまったら、世の中が抱えた病巣やら何やら、痛すぎる現実を否応なしに叩きつけられそうで、怖くなるからだ。
でも、私はこの曲が、エミネムが好きなんだと、ふと思った。
あ…。ようやく、気がついた。
こういうことがあると、同時にそれまでの自分の頭の固さにゲンナリしてしまう。
ヘンなわだかまりや固定観念に縛られていては、アンテナすら張れなくなる。そのうちに、人生は楽しむためにあるということすら、わからなくなってしまいそうで、そのことがとても怖いのだ。
ちょっと批判的になってしまうけれど…、だからこそ、熱烈なクイーンファンであるにも関わらず、このQ+Pコンサートを見る気になれなかった人の話を聞くと、とても悲しくなる。
せっかくこの世に生を受けたのに、100%人生を謳歌しているとは言い切れない自分をそこに垣間見てしまうからだ。
人生、もっと楽しまなきゃ!


「Reaching Out」
さぁ、いよいよだ。
美声をひとしきり会場に響き渡らせてから、ポールが花道に現れた。
照明を一身に浴びたポールは、ひときわ輝いて見えた。

「Tie Your Mother Down」
アルバムを初めて聴いたとき、このイントロで号泣してしまった。
なのに、26日も27日も29日も、泣けなかった。アルバムを聴きすぎてしまったために、感動が色あせてしまったのだろうと思っていた。
けれど、それは違っていた。涙が出なかったのは、「これが最後」ではなかったからだ。
だって、「これが最後」のこの日は、もう涙が溢れて止まらなかった。
嬉しさと楽しさと感動と興奮に、ちょっぴり悲しみのスパイスがふりかかっちゃったもんだから、もう、どうにもこうにも止まらなかった。

「Fat Bottomed Girls」
「I Want To Break Free」

おぉッ( ̄ロ ̄;)!これが聴けるとは思わなかった。今回のツアーではジョンの曲が圧倒的に少ない。ジョン・ナンバーが大好きな私としては、ジョンの曲が入ってくれると、やっぱり嬉しい。嬉しくて、またまた涙が溢れる。ちなみにポールは当然、女装はしてくれなかった…。
そうだ。フレディとポールとの圧倒的な違いは、ここにあるんだ。
フレディは、エンターテイメントのためなら道化師になることも辞さない。どこまで冗談でどこまで本気なのか、知れば知るほどわからなくなる。一歩離れてみたら、明らかに「ヘン」だ。そのためなのか、直視できなかったりする。目を覆いたくなる。でも、これが、ここまで心を捉えて離さないフレディの魅力なんだ。
いんや、ちょっと待てよ?あのPVで女装してるのはフレディだけじゃない。ブライアンもロジャーもジョンも、女装してる。けど目を覆いたくはならないなぁ。逆に微笑ましいくらいだ。
この違いはなんだろう?
ん~、おっぱい大きすぎるから…?スカート履いてるのにヒゲ生えてるから…?(*/∇\*) や~ん♪
ふぅ…たまにはちゃんと「考証」してみようと思ったけど所詮、薄っぺらい私にはムリな話だった( ̄ω ̄;)ゞ

「Wishing Well」
これ、そういえばちょっと雰囲気が「Another One Bite The Dust」に似ている。「I Want To Break Free」がわりに「Another One Bite The Dust」が抜けたから、後半にやっていた曲をこの日はここに持ってきたのだろうか。

「Crazy Little Thing Called Love」
「Say It's Not True」

ロジャーが、心を込めて、丹念に、歌ってる。それにしてもちょいと『往年の大スターによるナイトショー』的な雰囲気を醸し出してる…のは気のせいだろう。( ̄∇ ̄;)
もっと早く、もっともっと。早く、世界が平和になる日がもっと早くこなきゃダメだ。
もう、時間がない。
こんなことをふと考えさせられてしまう。

「'39」「Long Away」「Love Of My Life」「Teo Torriatte」
フレディ来てるかい?そういいながらブライアンが、うえを見上げた(?)。
涙どころか、嗚咽が止まらない。ヤバい。こんな見渡しのいいトコで嗚咽あげてたら…ブライアンにまで聞こえちゃうよぅ。なのに、ひっくひっく、が止まらなくて、弱り果てる(TДT;)

「Hammer To Fall」「Feel Like Making Love 」
ひっくひっく言いながらも、欠かさずノリノリ!!!
その昔、私は土曜になるたびにクラブに出没しては朝まで踊り明かしてた。昔取った杵柄。持久力じゃ、まだまだ負けないもんね(T^T)いや、今の私は、あの頃の私よりも、もっとずっと若い!

「Drums Solo」「I'm In Love With My Car」
ロジャーのドラムに合わせスパイクが先導してパンパンパン!手を叩く。スパイクが着ているシャツはウェスタンなデザインなのにキラキラ光るパーツがついてる。さりげなくキラキラ反射して、キレい。まぶしい。
ここぞとばかりにロジャロジャ双眼鏡で覗き見るロジャー!!!(≧∇≦)・・・が、ロジャーの真後ろに照明があってライトが眩しすぎ目潰し食らう(> <。)なんだってまたそんなトコにライトつけるわけ!?ひどすぎるぅぅぅ(*TДT)ノロジャァ~~~(涙)

「Guitar Solo」「Last Horizon」
この日は、寝なかったもんね( ̄^ ̄)
セットリストを見ると「さくらさくら」が入っていたらしいのだが、今まで、よくわからなかった。
が、この日によ~うやく、わかった。

「These Are The Days Of Our Lives」
言うまでもない、号泣タイム。
いつもなら、ギターソロにバトンタッチする際に歌詞をBrian Mayと変えて歌うところを、この日はちょっと調子が狂ってしまったようだ。
いつも以上に、心酔して歌っていたのかもしれない。

「Radio Ga Ga」「Can't Get Enough」「A Kind Of Magic」
着替えて登場したポールのタンクトップがキラキラしてる。ラインストーンだろうか?首周りにハート型がついてる。背中も光ってる。なんだろ?・・・「愛」?それは、愛?双眼鏡で確認する。間違いない、ポールが「愛」を背負っている…。
この日、私はお手製のご自慢「FLASH」タンクトップを着ていた。けれど、フラッシュの閃光をもってしても、「愛」の輝きにはかなわなかった…。ポール、マブいよぉ(T∇T)

「I Want It All」」
正直に言って、今までこの曲がこんなにも凄まじいパワーを持っているものだとは、思ってもいなかった。
この曲が終わり、会場が白い光で包まれる。これが、まさに「クライマックス」と呼ぶにふさわしい瞬間ではないだろうか。
この時の光景を思い浮かべると、何かが「リセット」されたような気がしてくる。

「Bohemian Rhapsody」
アンコール前で帰らなければならない私は、これが見納めになる。しっかりと、この光景を脳裏に焼き付けておきたい。なのに。溢れる涙で何も見えない。
26日も27日も29日も、この曲では泣かなかったのに。とめどなく湧きあがる嗚咽で、もう音さえも、よく聞こえなかった。

フレディがスクリーンに現れて、"I still love you." ささやいた。
わかってるってばぁ。でも本当に人を愛するためには、まずは自分を大切にしなきゃダメだったのに。フレディの、バカ。・・・ごめん。

終わった。

涙で視界がぼやけて、前がよく見えない。
でも、帰らなきゃ。
しゃくりあげながら4泊5日分の荷物を持ち上げて、席を立ち、階段を登る。足元がよく見えない。階段を登りつめ、扉の前に立ってから、お作法どおり、ここで振り返り会場を見下ろした。みんなにバイバイして、通路へ出た。


「I Was Born To Love You」
うつむきながら通路をトボトボ歩いていると、ロジャーの歌声が聴こえてきた。顔をあげると、誰かが扉を開けて場内へ入っていくところだった。ゆっくり扉が閉じられていくにつれ、歌声がフェード・アウトしていった。あの扉を開けたら…。中に入ったら…。まだ。ふと、歩みが止まった。けれど、気をとりなおして、出口へと向かう。
外はもう、暗くなっていた。

19時25分。
新横浜駅のバス乗り場まで大急ぎでタクシーで駆けつけると、羽田空港行きのバスがまさに出ようとしていた。慌てて大荷物を抱えて猛ダッシュ!やっぱり私は、若返った( ̄∇ ̄*)ゞ
すでに閉まっていたドアをノックすると、運転者さんが気づいてくれて、乗せてもらえた。

e0063317_18503068.jpg「The Show Must Go On」「All Right Now」「We Will Rock You」「We Are The Champions」「God Save The Queen」
バスに乗りながら、残りのアンコール曲を心のなかで再現する。
有名そうな観覧車や確か…なんだかタワーとか○○ブリッジ(←全然わかってない)を通り過ぎ、空港へと向かう。
夜景がキレイだ。不思議なことに、夜景を見ていると、その灯りのもとに暮らす人たちが、皆いとおしく思えてくる。


感謝しています。
ありがとう。

また来てね☆


おわり
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by rainy_day_t_12_35 | 2005-11-18 20:15 | セッション&バンド