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歌うということ   

2006年 09月 20日
基本的に涙もろい私は、映画を見て、本気でボロボロ泣きじゃくってしまうことがよくある。それが特に青春モノだったり、ミュージカルや歌モノであればよけいに、泣いてしまう。
今までに泣いた映画、感銘を受けた映画、元気をいっぱいもらった映画を思いついたものからあげてみよう。

『キャンプ!』('03/米)
歌うということ_e0063317_15274990.jpgあまり有名な映画じゃないけど、これがなかなかイイ。ミニシアター系ミュージカルの金字塔『ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ』のスタッフが作った映画、だったはず。
実際に舞台を目指す俳優の卵たちを起用したというだけあって、無名ではあっても驚くほどの歌唱力をもっている子たちが登場する。若さに満ち満ちたエナジーがほとばしる。うーん、若いって、スゴい!!!

『クレイドル・ウィル・ロック』('99/米)
歌うということ_e0063317_1528420.jpg これはティム・ロビンス監督、超・超・豪華キャストで送るお芝居。歌に感動して、というより、これは俳優ひとりひとりの個性と演技に圧倒されて泣いてしまう。ジャック・ブラックにビル・マーレーにジョン・キューザック、そのお姉ちゃんジョーン・キューザックに、もちろんスーザン・サランドンに、忘れてはいけないエミリー・ワトソンに...。個性、強すぎ!極めつけは私がいちばん大好きな俳優、ジョン・タトゥーロ。特にジョン・タトゥーロが座席を立ってオーーーー!と雄たけびを上げるその瞬間は圧巻。何度見てもそのシーンで涙があふれてしまう。ま、パブロフの犬みたいなもんだ。

『ダンサー・イン・ザ・ダーク』('00/デンマーク)歌うということ_e0063317_15282455.jpg
 この映画の話題を取り上げるのは反則かもしれない。これほどまでに賛否両論、物議をかもす映画なんて、今までになかったに違いない。ここまで理不尽で非人道的で、強い怒りを呼び覚まされた映画を私は他に知らない。スキかキライかといえば、大ッキライな映画。だけど、ここまで強い感情を植えつけられるというのは、この主人公に強く強く感情移入してしまうからであって、それというもの、ビョークの歌唱力があまりにもスバラしすぎるがために違いない。ビョークは歌う。生きるって、スバラしいことなのだと...(ノД`)・゜・。


・・・・・・世の中には、「生きる喜び」を歌で表現できる人がいる。自己表現の手段として、歌うことを選べる人がいる。
なんてスバラしいことなのだろう。


さてさて、ここから急に非常に私的な話題になりますが...
こうして歌で自己を表現できる人には、常々、強い憧れを抱いていた。いや、うらやましくてたまらないという方が近いかもしれない。
それというのも、私が歌を歌えないからなのだろう。どうにもこうにも、私には歌が歌えない。音痴だし...ヘンな声だし...声量って...何だっけ状態だ。ピアノを弾く人が音痴のわけがない、とかそういうのはまるで根拠のナイ話だということが、よくわかる。
それなのに、バンドでコーラスを入れることになった。人前で初めて歌ったのは、3月のセッションの時だった。次のWWRU2でも、ハラをくくって歌ったもんね(つまり、好きでやっている)。
そして今日、先日バンドの練習をした際に録音した音源を手にした。。。
身内のことながら、Qweetのボーカル、くりね~の歌はめっちゃカワイイ。しかし、そのボーカルにかぶって、何やらひどく調子っぱずれの声が...。私のコーラスか...。いや、ひどいとは思ってたけど、ここまでヒドいとは、、、ひどすぎる、あまりにも、ヒドすぎる===⇒(li′艸`)...今の今まで18年間生きてきて、未だかつて、これほどまでに気が抜ける歌、というものを聴いたことがない。ふはははは...ははは....(絶句

ドロたん・プリーストは究極の脱力系バック・ボーカリストを目指します(開き直り)。
( ̄Д ̄v
あんまりにもビックリしすぎてアゴが抜けちゃうかもよ?ご用心あれ!+*:;;;:*(σ→ˇ∀←)σ♪♬
くりね~のキュートな歌声とドロたんの妙ちくりんコーラスのコントラストもQweetを楽しむポイントです☆お楽しみにッ!!!(ヤケクソ)

注意)私のコーラスはSweetのベーシスト、スティーブ・プリーストの素っ頓狂コーラスをマネしています。スティーブのコーラスは、ハッキリ言って、ヘンです。が、しかし、それをQweetがコピーした場合、スティーブがヘンだからこうなるか、あるいは、私の人間性そのものがヘンだからこうなるのか、、、それはQweetの七不思議なのでございます。あまり深く追求しないでいただきたい。


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by rainy_day_t_12_35 | 2006-09-20 16:14 | 映画