You Tubeで見るWoodstockベスト・パフォーマンス大賞   

2006年 11月 21日
e0063317_1032337.jpgLove&Peace、愛と平和の祭典、1969年ウッドストック。
昨日、久々に観ているうちにひとり大盛り上がりしてしまった。いやぁ、いつ見てもスバラしい。
現在、ディレクターズ・カットの映画『ウッドストック』のDVDがか~な~り、安く手に入る。1家に1枚は常備しておきたい。しかし、これはあくまでも映画なので、パフォーマンスを見るには少々、もの足りない。その昔、レーザーディスクというメディアが存在していた頃、パフォーマンスがメインのライブ映像がLDで発売されたことがあった。あれは欲しかったなぁ...LDプレーヤーなんて持っていなかったし、値が張るしで買うに買えず、毎日のように新宿のタワーレコードに通って、立ち視聴(?)していた。
それはそうと、ともかく、ウッドストックのスバラしさを声を大にして叫びたくなったので、こんな企画を立ててみた。題して、★勝手にウッドストック・ベスト・パフォーマンス大賞★いってみよう!


e0063317_10344770.jpg第10位★Freedom / Richie Havens★
ウッドストックの映画を初めて見たのは、中学生の頃だった。リッチー・ヘヴンスがパワフルにアコギをかき鳴らしながらフリーダムを叫ぶ姿は、ハンパじゃなくカッコよくって、衝撃的だった。
後日、音楽の授業で木琴を叩いてると、なんだか熱くなってきて激しく叩きすぎて、皆に唖然とされた覚えがある。先生に「大丈夫か?木琴...」と聞かれたのをよく覚えている。あれは、紛れもなくリッチー・ヘブンスに触発されたゆえの衝動だった(は?)。あの頃は、若かった(涙)。

第9位★Marrakesh Express・Blackbird / Crosby, Stills & Nash★
CSNは普段あまり聴かないけど、ウッドストックでの演奏はたまらなく好きだ。いつまでも聴いていたい。もし私にアコギが弾けて歌を歌えたなら、何をさしおいても「Marrakesh Express」を弾き語りなんぞしてみたいものだ。
この後、音源では「4 + 20」に続いてニール・ヤングも登場してCSN&Yで「Sea of Madness」「Find the Cost of Freedom」を演奏する。

e0063317_11532090.jpg第8位★I Want To Take You Higher / Sly & The Family Stone★
映像がみつからなかった(悲)。
ブンッがたがたがたブンッがたがたがた......マリファナなんか吸わなくたって、こんな音楽があったらそれだけで、Higherなとこに連れてってもらえる。これを聴いて踊りださずにいられる人がいたとしたら、いろんな意味で人生ソンしてるに違いない。スライ・ストーン、最強にファンキーでグルーヴィーだっ!

e0063317_1044868.jpg第7位★Suite: Judy Blue Eyes / Crosby, Stills and Nash★
演奏前に、スティーヴン・スティルスが優しく語りかける。
...Hey men,three days! Three days! We just love you, we just love you.
このMCが、とても好きだ。足元はぬかるみ、食料も足りず、トイレには悪臭が垂れ込め、どこに行っても休める場所がない...。最悪のコンディションのなかで、誰もが心身ともに疲れ果てていたに違いない。そんな時に、この言葉はどれだけ心強かったことだろう。
そして歌の途中で、あらかじめ決められていた歌詞のように「ギターにスポットあてて」と指示を出す。それが、なんともカッコいい。スティーヴンって、かなりヘンな人らしいけど、当時すでに髪が薄いけど、八重歯みえないけど、、、それがまたチャーミング♡何もかもカッコいい、シビれる~
*画像いちばん左がスティーヴン・スティルス。くれぐれも真ん中のひとと間違わないでね...
ついでにこんなレアな映像も見つけたので載せておこう(感涙
★Mr. Soul★

第6位★Weight / The Band★
初めてThe Bandに出会ったのは「エド・サリヴァン・ショー」を見ていた時だった。その時に演奏していたこの曲に深い感銘を受けたので、The Bandといえば「Weight」の印象が強い。
The Bandの映像もなぜか映画版には収録されていないので、こうして見られて大感激。この映像、最初、何が始まるかと思うけど、ちょっとガマンするときちんとThe Bandが出てくる。
e0063317_10484169.jpgスティーヴンが好きなのをバラしてしまったついでに告白しておくと、私はThe Bandのリック・ダンコが、たまらなく好きだ。「ちょっと待ってよチェスタ~」情けない声で泣きそうになって歌うとこが、もう胸キュンポイント最大値(-ω-*)
これが、いとしのリック+゚*。:゚+(人*´∀`)+゚:。*゚+. →


第5位★Sea of Madness / Crosby, Stills, Nash & Young★
しつこいけどCSN&Yがランクイン。だって、好きなんだもん!けどCSN&Yの映像はなかった(涙)。
ライナーか何かに「ニール・ヤングの歌声だけは山の向こうから聞こえてきても聞き分けられる」と書かれていた記憶がある。んだ、んだ。ニール・ヤングなら、聞き分けられるに違いない。というか、他の誰にもムリでも、ニール・ヤングの声だけは、どんな山をも乗り越えて響き渡ってきそうだ。あぁ、ウッドストックの丘の向こうから響いてくるニール・ヤングの歌声を、生で聴いてみたかった。

e0063317_10371272.jpg第4位★With a Little Help from My Friends / Joe Cocker★
エアギターもスゴい、モミアゲもスゴい。それ以上にスゴい圧倒的な歌唱力。ただひたすら圧倒される。伝説の熱唱。これを聴いて、ビートルズのスゴさを改めて思い知らされた。
それから数十年も経て、開催された「エリザベス女王即位50周年記念ポップ・コンサート」において、ジョー・コッカーが1969年の空気が蘇るようなすばらしい熱唱を聴かせてくれた。その横で、われらがブライアン・メイが、ギターを鳴らしていた。その構図には、たまらなく目頭が熱くなってしまった。私にとって、それは1969年という遥か遠い時代と、今現在との接点を初めて実感できた瞬間だったのだ。

e0063317_12531140.jpg第3位★Purple Haze / Jimi Hendrix★
残されたゴミの山に、ジミ・ヘンのギターがこだまする。空に向かってキスをするジミヘン。
人類が月に到達し、ベトナム戦争が泥沼化し、公民権運動が活発になり、若者たちが音楽で愛と平和を勝ち取ろうとしていた60年代、ここに終わりを遂げる。


e0063317_1252405.jpg第2位★"Fish" Cheer/I-Feel-Like-I'm-Fixin'-To-Die Rag / Country Joe McDonald★
Give me F! Give me U! Give me C! Give me K!What's the spell!?What's the spell!?What's the spell!? F★U★C★K!!!
途中、カントリー・ジョー・マクドナルドがお説教をする。「そんな声しか出せないで、どうやって戦争を終わらせるっていうんだ?こんなに多くのヤローどもが集まってんだぜ!?」その後、観客の歌声が次第に大きく高まっていく。歌詞のテロップが入る。モニターの前のみんなも、さあ一緒に歌おう!
Next stop is Viet Nam! ウピ~~~!We're all gonna die.
つまり、ベトナム戦争なんか、クソっ喰らえだ!!!

第1位★At the Hop / Sha Na Na★
e0063317_11505617.jpgジャジャーーーーーン、発表します。1969年ウッドストックにおけるドロたん的ベスト・パフォーマンスは、シャナナでしたー!オチでも何でもないです、至ってホンキでシャナナ。賛同してくれる人に出会ったことないけど(涙)。しかも、映像が、なかった(T^T)号泣。
このパフォーマンスは、強烈だ。猛烈テンポの速い「At The Hop」、キンキラ衣装を着た白人と黒人が駆け足で登場してきて、はちゃめちゃゴーゴー踊り散らす。太った兄ちゃんがハラ丸出しで歌う。驚くほど場違いで滑稽で時代錯誤。だけどこれが、呆気にとられているヒマもないくらい、めちゃめちゃ楽しい。はぁ?という目で見ていた観客も、最後にはやたら楽しくなっちゃって、会場一体でノリノリ。
これが、どうしょうもなく感動して泣けてくる。だって、これが、真の平和の姿なんだもの。そう思えてきて、無性に感動してしまう。
At the Hopはなかったけど、他のシャナナの映像があったのでご覧あれ。


こうして改めて見ても、どれもこれも甲乙つけがたくて、あのリッチー・ヘブンスの衝撃的な演奏でさえ10位になってしまったことには驚いた。
皆さんにとってウッドストックといえばコレ、というのがあれば教えてください☆

愛と平和への強い思いが実を結んだ奇跡のイベント、Woodstock。もしかしたら、自由と無料との違いを混同していたかもしれないし、ドラッグでは何も解決もしないことにさえ、まだ、気づいていなかったのかもしれない。
それでもウッドストックが今なお、こんなにも人々を魅きつけるのは、それはあの場にいた誰もが、愛と平和を強く願っていたからに他ならない。愛と平和がいかに大切なものなのか、つい忘れそうになったら、あの頃のWoodstockに帰ろう。
ウッドストックよ、永遠なれ!
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by rainy_day_t_12_35 | 2006-11-21 10:52 | 音楽