2006年 11月 10日 ( 1 )   

最近観ておもしろかった映画とかのレビュー   

2006年 11月 10日
ネタがないので最近みた映画とかの紹介でも。と、何気に書き出したら、映画レビューを書くのって、楽しくてとまらなくなった。。。

e0063317_9192397.jpg★「ナチョ・リブレ 覆面の神様」
観てきた!待ちに待ったジャック・ブラック最新作。ジャック・ブラック万歳!
妙に可笑しいの、すべての場面が。すんばらしい。ユーモアという意味では「スクール・オブ・ロック」を優に超えちゃってる。おもしろすぎっ!
そして、妙にリアルなんだ、すべての場面が。汚れた顔した人が出てきたら「きったねーなー、コイツ」とホンキで思わされるし、ジャック・ブラックがハリキって勝負服を着て登場すれば「その服、どうよ...?」とホンキでセンスを疑わされる。映画というフィクションの世界において、こんな微妙~なリアルさを感じさせるって、スゴイと思った。
ジャック・ブラックを見て笑いたいすべての人に、オススメ☆



e0063317_9224573.jpg★「エターナル・サンシャイン」
ジム・キャリー、ケイト・ウィンスレット、キルステン・ダンスト、イライジャ・ウッド。こんなスゴい顔ぶれが揃ってるけど、あまり期待しないで観た映画。チャーリー・カウフマン脚本だったから...。
そしたら、コレが思いがけず、とっても良い映画だった。8ミリで撮影されたホームビデオで「あの頃」を垣間見てるような、なんとも懐かしさが溢れる映像。そのうち、登場人物の大切な思い出を共有している気までしてきて、「あの頃は、ホントに楽しかったよね」って、思えてきて、ちょっと胸が痛くなった。ジム・キャリーもケイト・ウィンスレットも、古い付き合いの大切な友達になった気分。
あれー?ジム・キャリーって、こんなにカッコよかったっけ...。ケイトって、ずいぶん、かわいくなったなぁ...。そう思った。そんな風に、映画を見終えたらその俳優陣がずっと身近に、もっと魅力的に感じられる映画、それがヒューマン・ドラマとしての映画の良し悪しを決める最大のポイントだと思う。



e0063317_9404098.jpg★「ブラザーズ・グリム」
テリー・ギリアム監督作。すっぽり観るのを忘れていたら、はかせが思い出させてくれたので、早速観た映画。
私はファンタジーやSFが好きだ。たまらなく好きだ。稀に、めちゃめちゃ空想を刺激されて、ワクワク、時にうっひょー!叫びながら、まさしく童心に返って観てしまう映画がある。「ハリー・ポッター」とか、「夢のチョコレート工場」とか!やっぱりテリー・ギリアムの「未来世紀ブラジル」も、風変わりな"未来"の世界に描かれる小道具が楽しくて、異様にワクワクして見入ってしまう映画だった。
この映画は「未来世紀ブラジル」のダークさは薄めて、そんなワクワクさをベースにアドベンチャー型ドキドキをぎゅうぎゅう詰めこんで、ハッピー・スパイスで味付けされていた。えぇーっ?マジ!?そう来たか!随所にそんな驚きがいっぱい。おもしろかったー!
ともかく、この監督は、子ども以上に子ども、というか子ども以上に赤ちゃんのままの人に違いない。この人の頭の中のビジョンをそのまま映像にしたら、こんな映画ができちゃうんだな~。この監督、ハリウッドのトラブル・メーカーと言われているらしく、先行きがちょっと心配にもなる。やんちゃすぎる赤ん坊はオトナに叱られることが多いけど、これからもどんどん、こんな夢が溢れる映画を作って欲しいと思う。


e0063317_10173214.jpg★「コーヒー&シガレッツ」
ジム・ジャームッシュの短編集。これ、ジャケを見ただけで退屈な映画だとわかる(爆)。この監督の作品は、私なんかにはその良さなんてわかりようがないし、何をもってオシャレと言うのかもわからんが、トム・ウェイツやロベルト・ベニーニが大好きな私としては、ムリしてでも押さえておきたいわけだ。
で、そのトム・ウェイツとイギー・ポップがコーヒー飲んで煙草を吸いながら、うだうだ話す。トム・ウェイツがやたら機嫌悪くてイギーにからむ。困るイギーの表情がヤケに可笑しい。最後のオチも妙~にウケる。なぜなら、それがトム・ウェイツだから。トム・ウェイツ、味ありすぎ、渋すぎ、おもしろすぎ、カッコよすぎ、インパクトありすぎ。みんなぁ~、トム・ウェイツ聴こうよぉ~。「マルコヴィッチの穴」状態でトム・ウェイツだらけのトム・ウェイツだけの世界で暮らしたい。そしたら、しゃべる言葉もトム・ウェイツ。おはようの挨拶もトム・ウェイツ。おやすみのキスもトム・ウェイチュ♡
...やっぱり、そんな世界いやだ( ̄ー ̄;
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e0063317_10484540.jpg☆「20世紀ポップ・ロック大全集 フォーク・ロック編」
☆「20世紀ポップ・ロック大全集 魂の音楽 ソウルの巨人たち編」
☆「20世紀ポップ・ロック大全集 ブリティッシュ・ロックの金字塔編」
☆「20世紀ポップ・ロック大全集 グラム・ロックの夜明け編」
☆「20世紀ポップ・ロック大全集 パンク&レゲエ・ムーヴメント編」

BBC製作のロックの歴史お勉強ドキュメンタリー。グラム・ロック目当てで入手したら、このシリーズにすっかりハマってしまった。
個人的に最もグッと来たのはやっぱり、「グラム・ロック編」。グラムはヴェルヴェット・アンダーグラウンドに始まり海を越え広まっていったとする経緯をルー・リードやイギー・ポップ、デヴィッド・ボウイ、ミック・ロンソンなど豪華な顔ぶれのインタビューを交えて語られていく。余談だけど、「コーヒー&シガレッツ」のせいで、イギー・ポップが出てくるとそれだけで妙にウケてしまった。
「フォーク・ロック編」も「ブリティッシュ・ロックの金字塔編」も興味深くて食い入るように観てしまったし、「パンク編」も強烈な印象だった。私はどう考えてもパンク野郎じゃないけど、パティ・スミスやテレヴィジョン、クラッシュが好きだ。ピストルズは聴かないけどジョニー・ロットンを見ると金縛りにあう。ステージ衣装に求めていたモノのルーツが、マルコム・マクラーレンのショップにあった(爆)。
そうだ、そうだった、人生の基本は、パンクだぜっ!!!
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by rainy_day_t_12_35 | 2006-11-10 10:55 | 映画